わたるの日記

教育(学び、小中学校、特別支援など)について

すがたをかえる牛乳

 今回はみなさんが一日にコップ1杯分は飲んでいるものの話です。そう牛乳です。毎日給食に出てきますね。この牛乳ですが、みなさんは知らず知らずのうちに、給食以外のところでも、食べているかもしれないです。おいしく食べられるように工夫され、ちがう食品になっているのです。では、どのようなおいしく食べる工夫があるのでしょうか?またどんな食品になっているのでしょうか?

 まず、菌のはたらきを使って固めて食べる工夫があります。乳酸菌や酵母という菌を使って形が変わらないぐらい固めたものが「チーズ」です。長い間食べることができ、持ち運びもできます。また、同じく乳酸や酵母という菌を使ってどろどろの状態に固めたものが「ヨーグルト」です。菌のはたらきによって腸によい栄養が含まれています。

 次に、牛乳からしぼり出した栄養をつぶして固める工夫があります。そうしてできたものが「バター」です。冷えた状態だと固まっていますが、温かいものにつけると溶けて液になります。焼いた食パンなどにつけてよく食べていますね。

 このように、牛乳はおいしく食べるいろいろな工夫がされ、いろいろな食品にすがたを変えているのです。みなさんの思いもよらぬところで、知らず知らずのうちに牛乳を取り入れているかもしれないのです。これらの食品の他にも、牛乳からすがたをかえた食品はたくさんあります。ぜひ探してみてください。意外なものが牛乳からできていると気づき、びっくりするかもしれません。