わたるの日記

教育(学び、小中学校、特別支援など)について

雑記

 元西武で大リーグに挑戦していた秋山選手が日本球界に戻ってくる。その秋山選手に、西武、ソフトバンク、広島が獲得の意思を示していた。本日の新聞報道によると、秋山選手は広島に入団することに決めたようだ。決め手は何だったのか?新しい環境でやりたかったようだ。西武は元所属球団、ソフトバンクは元所属リーグのパリーグ。広島はセリーグで一番新しい環境だということだ。もう一つ。面談の席での球団社長の言葉にも心を動かされたようだ。

 報道ではそうなっていたが、他にもいろいろ理由はあったことだろう。本人の立場に立てば、どこの球団になっても、必ずメディアにどうしてその球団を選んだんですか?と問われる。その時に、ファンをはじめ周りの人に納得してもらう理由を伝えなければならない。その時に伝える理由として、誰かの言葉に心を動かされたというのは、周りが納得しやすい理由だ。

 旅先で冷たい空気が出る穴があったとする。「あー冷たい風が吹いている」という感想を持つか、もしくは、何も感じないかもしれない。それがここは見る価値がありますよという案内をされるだけで、見る価値があるようになるから不思議だ。「自然のクーラー」というキャッチフレーズを作る。観光地図にのせる。説明の案内板を立てる。そこにどうしてこうなっているか、どれほど価値があるかを書く。それによって、価値あるものを見たな、これを誰かに語りたいな、という気持ちにさせてくれる。案内板に必要なこと。そう「価値あるものなんだ」と「これ人に語りたいな」を感じさせる案内を書けること。それが大事。そのためには自分がおもしろいと心で感じているものを、わかりやすく人が人へ語れるような内容で。その文章一つで多くの人を呼び込む力を持つってことになったらすごいなあ。

 何か問いを与えられる。それを調査して解こうとする。それが楽しい。本をたくさん書いている人もあるテーマを自分に与えてそれについてまとめる。そこまでは趣味みたいなもので、ついでに本にもなっている。ということなのかもしれない。