本の紹介「たねのはなし」
「たねのはなし」という絵本を読みました。
国語の教科書でおすすめの科学の読み物として紹介されていたからです。
種のことについて、色あざやかな絵と共に、いろいろな特徴が書かれています。
「世界で一番大きな種、小さな種」
「空を飛んで移動する種」
「海を流れて移動する種」
「動物にくっついて移動する種」
など、「へーこんな種があるんだ!」とたくさんの発見があります。
特に心に残ったのは、すでに絶滅してしまっていた植物の種が1000年前の遺跡から見つかり、それを植えると芽が出て育ったという話です。
1000年も前の種から芽が出るってすごくないですか?
その長い間、種の中の命は生きていたということです。
種の本を読んだ翌日、台所の流しにあるたわしから芽が生えているのを見つけました。
たわしに小さい種がついていて、上の方に芽が、下の方に根が生えていました。
本には、水と光があれば種から芽が出てくると書いていました。
たしかに台所の流しには水があり、光があります。
それで芽が出てきたのです。
何の種なのだろうか?
見た目ではトマトのようなかんじ。
でも最近トマト食べただろうか?
この本読めば、身近にある種に今までより興味がわき、見る目が変わります。
私のようにおもしろい種との関わりが生まれてくるかもしれません。
そんなきっかけを作ってくれた「たねのはなし」という本。
みなさんもぜひ読んでみてください。